近況・2006年1月


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1月31日
 前にも話題にしたCDプレイヤー。CDの種類によってかかったりかからなかったりと好き嫌いの多いやつの話です。
 最近になってとうとう全てのCDが回らなくなりました。なんとか頑張ってCDを回そうとはしているのですが、結局回せずに力尽きて「NO CD DISC」などと弱音吐いたメッセージを表示するのです。
 なんとか買い換えずに使えないものかと考えた末、学校で習った理科の授業を思い出しました。止まっているものを動かすには大きな力が必要ですが、いったん動いてしまえば小さな力で動かし続けられるというアレです。
 つまりどうするかといえば、最初に回転軸にCDをハメたあと、手で回してから素早くフタを閉めて読み込ませる!
 この方法で見事動くようになりました。CDを指先でクルっと回してから音楽がかかるので、ちょっとしたDJ気分も味わえます(なにかが間違ってます)。


1月30日
 鎖の無いブローチを拾いました。
 鈍く光る金属枠の中に、カッティングされた透明の結晶。
「まさかそんなわけはあるまい」などと思いつつも、ついつい持って帰ってきました。
 冗談半分でガラスの酒瓶を引っかいてみたら、酒瓶の方に深い傷が。
「ガラスよりはるかに硬い……もしや本当にダイヤ?」
 期待と面倒くささ半々の気持ちを抱えながらも、警察署に持っていきました。
 拾得物の書類を作成しながら、警察官の方と雑談。

「これ、本物のダイヤですかね?」
「こいつが本物だったら、一千万以上するだろうね」
「うわ……」
「でもこれ、台座にツメがないからなあ」
「ツメ?」
「本物のダイヤだったら、傷が付かないように保護するためでのツメが付いてるんだわ。それがないってことは、たいていは模造ダイヤのジルコニアだよ」
「あー、……まあそんなもんでしょうねえ」
「まあでも、昔のアクセサリだったら本物でもツメがついてないこともあるけど」

 気になる一言を残され、そのまま帰宅することに。
 帰ってからネットで調べてみたところ、ジルコニアであってもガラスに傷がつくそうです。
 本当の見分け方は、油性マジックで書き込むこととか(ガラスやジルコニアは油を弾くが、ダイヤモンドは弾かない)。
 むぅ、警察に届ける前にやっておけば……次に拾ったときこそ!


1月26日
 本屋でレジに「哲学の教科書」と「ネギま!」と一緒に出したら、女性店員さんが一瞬眉をひそめた。そんな気がしました。
 いや、相手はプロなんですし、そのくらいのことでは眉一つ動かさないとは思いますが……食い合わせがおかしかったのでしょうか。


1月25日
 昨日は会社での飲み会があったので、近況が書けませんでした。
 飲み会くらいでそんなに時間がなくなるわけなけないだろ、と思われるかもしれませんが、チューハイを勝手に混ぜてオリジナルカクテルを造る実験があったため大幅な時間延長があったのです。妙なイベントが発生してお店の人もいい迷惑でした。
 そして今日も遅くなってしまっているのは、給料日だからです。
 か、書く時間がー。


1月23日
 朝からウチの部署に社長がやってきて、なんだかニコニコしながら立っています。
「朝っぱらからなんだ?」などと社員の誰もが思いつつも、とりあえずは社長に挨拶をしてそれぞれ仕事の仕度を始めます。
 そして一番最後に部長が入ってきて(重役なので出勤は遅い)、いかにもダルそうな顔をしながら無言で社長の脇を通り過ぎて席に着きました。
「なんで無視してんだよ! 社長だぞー!」
 と、社長がキレてました。ですがそのキレかたが、ぱにぽにのベッキーみたいでやたらと可愛いと思ってしまいました。朝から癒されます(妙なものに)。


1月22日
 寒すぎて、一日中こたつから動けずにいました。
 それじゃあ御飯はどうするんだという感じですが、タイミングの良いことに昨日大量の豚キムチを作っていたのです。
 豚キムチを食べて、あとはコタツに入って寝るだけの一日。そのまんま熊の冬眠です。


1月21日
 東京は、今日は朝から雪が降っていました。
 センター試験があったため受験生は大変でしょうが、私ときたらおおはしゃぎ。
「氷雪こそ我が故郷よ! 冬の終わりに生まれし者がいざゆかん!」
 などと大騒ぎして部屋から出て、マンションの別の住人に見られて不審そうにされたりしていました。
 外出して、他の市民が傘を差して慎重な足取りで歩いているところを、私は傘もなしに駆けずり回ります。曲がり角を曲がるときもドリフトごっこ(体の方向を90度変えて横滑り。当然ながら早い曲がり方というわけではない)をしながらです。周囲の人が、ものすごい奇妙なものを見る目つきで見てました。
 満足するまで遊び終わって部屋に戻ると、そこで髪がぐっしょり濡れていることに気付きました。
「……こんなの本当の雪じゃない! 玄関で頭と肩についた雪を払い落とすのが風流なのに!」
 わがままを言う蝦夷産の男。
 その後も夜になるまで雪は降り続けました。
「あー、もうわかったから。他の人に迷惑そうだからその雪モドキ止めて」
 なんて感謝のない人間なんでしょうか。


1月19日
 仕事中、上司がいないのをいいことにデザートをパクついてました。すると突然他の部署の上役が来たものですからさあ大変。
 すばやい身のこなしで証拠物件をデスクの下に隠しましたが、それを見つかってしまい怒られました。
「もう高校生とかじゃないんだから!」
 はい、社会人そろそろ二年目です。などと思っていると、続けて言葉が。
「休むならもっと堂々と休め!」
 ……なるほどその通りです。


1月18日
 本日の会社にて。
「この保留中の、チャラララララララララーって曲。なんて言ったっけ?」
「エリーゼのために、ですよ」
「あー、だったっけ? エリーゼの憂鬱ってのは違ったっけ?」
「それはセクシーコマンドーです!」
 会社に慣れるにしたがって、本当に仕事をしているのかどうか怪しくなってきました。


1月17日
 カラオケというのは、自分や他人の歌を聞くだけの場ではなく、自分や他人がオススメする詩を発表しあう場でもあると思っています。
 私は歌詞を聞き取るのが苦手で、普通に歌を聞いただけでは完全に歌詞が聞き取れることがまずありません。そんな私でも、カラオケは歌詞が見れるので便利です。
 この前もカラオケに行って、会社の同僚が歌っているのを聞いて、歌詞を見て、「まったく聞いたことない歌だけど、かなりいい歌詞だよね、これ」などと惚れ込んでいました。
 するとその場にいた同僚が全員「ええっ!?」とのけぞる始末。
 ……スキマスイッチの全力少年を知らないのが、そんなに珍しかったのでしょうか。


1月16日
 そうこうしているうちに、また実家から食料品が届きました。
 こんどはちゃんと北海道特産のハムやキムチなどで、大変嬉しいです。よく見てみると賞味期限が残り1週間ちょっとだったりして、急いで食べないといけませんが、それでも嬉しいことです。
 ……奥歯の詰め物が、取れていなければ。
 物凄く間の悪いことに、奥歯の治療痕にかぶせていた金属が取れてしまいました。どうしてこういうバッドタイミングを狙ってきたかのようなことになるのでしょうか。
 ハッ! まさかこれも母親のワナ!? すべて計算していたというのか……!
(策に引っかかった武将風に)


1月15日
 実家から荷物が届きました。
 家から出てもう3年になりますが、ときおり食料品を中心に物資を送ってもらっています。ありがたいことです。
 郷里を離れると、地元の食べ物などがやけに恋しくなるので、こういう仕送りはとても嬉しいです。
 さあ今回は何が来たのかな、とわくわくしながら段ボール箱を開けました。

 中に入っていたのはケロッグ玄米フレークでした。

 ……数秒ほど脱力したあと、母親にメールで『荷物ありがとうございます。それはいいとして、なんで玄米フレークですか』と送りました。
 すると『あんた好きだったじゃない』というそっけない返信が。
 いや、たしかに好きなことは好きなのですが、それにしたってどこのコンビニでも売ってるものを北海道から送ってくるとは……。
 25年ほどの付き合いになりますが、いまだに母親が理解できません。


1月12日
 今日のお仕事風景。
「それじゃ出かけるから。帰りは3時くらいになる」
 そう言って部長が出かけてからしばらくして、先輩達がこう呟き始めました。
「実は今日の仕事、午前中で終わるんだよね」
「じゃあ3時まで、何して遊ぼうか」
「しりとりとか、どうですか?」
「昼休み終わってから3時までずっとしりとり!?」
 ……この会社は、いろいろ素敵です。
 いや、ちゃんと働いてましたよ?


1月11日
 最近の政治・経済などの話題で、カタカナ語が多い風潮がどうも気に入りません。日本語の語彙にあることならば、日本語で済ませるべきです。
 コンセンサスとか言わなくても、合意といえばすむことではないですか。
 アウェイとかいうのも、敵地といえばいいじゃないですか(それはちょっと違う)。

「あー。それにはプリンターポートないからUSBで繋げる。でもその前にプリンタのドライバをインストールしてください」

 そう私が言ったら、母親に「何語喋ってんだお前は」という態度を返されました。
 ……こ、これは仕方がないんです!


1月10日
 自分の頭に、白髪が生えているのに気付きました。
 生まれて初めての体験です。

「――そりゃまあ、アンタもいい年だし、白髪の1本くらい生えるんじゃない?」
「いやでもショックです。ショックで白髪が増えそうです」
「なにその無限連鎖」
「でも、自分も老化しているんだと気付くと、やっぱり衝撃ですよ」
「まー、そうだろうけど」
「人類は60億もいるんですし、一人くらい老化しない人がいてもいいと思いません?」
「いや、その発想全然わかんないから。あと、60億分の1が自分だって思い込みも無茶すぎるから」


1月9日
 酔っ払ったままネット通販をするのはやめようと、心に誓いました。
 ある古いゲームが格安だったので、ネット通販で購入しました。ですが、それが九州のゲームショップからの宅急便で、送料が1000円ばかり取られていました。
 1000円のものを買ったのに2000円も取られたと、酔いがさめてから深く反省。


1月8日
 コンビニの冷凍食品にハマっています。
 とくにボンゴレビアンコばかり食べています。スパゲティの一種らしいのですが、やたらと美味しいのです。
 しかし問題として、食品の容器ゴミが一杯出てしまうので困ります。明らかに燃えないゴミなのですが、回収日が週に一回だけなので溜まる一方です。
 ふとそんなとき、頭の中に響く声が。
「カエサルのものはカエサルに。コンビニのものはコンビニへ」
 その言葉で叡智に気付かされた私は、買いに行くときに前回食べたゴミをコンビニへと捨てるようになりました。
 ……なんか物々しい言い訳をしているのは、なんか悪いことをしているなーという自覚があるからです。


1月7日
 寒気が取れないので寝ます。
 風邪ではないです。断じて風邪ではありません。バカだから風邪などひくものか! などと変に抵抗しています。
 たぶんきっと、七草粥を食べていないせいです。


1月6日
 部屋の温度が10度から上がりません。それというのも、窓が二重になっていないからです。まったくもう!(北海道の価値観で物を言う)
 もうコタツから出られません。炊飯器をかけただけで、部屋が湯気だらけになってしまう始末です。「窓に発泡スチロールを貼れば、断熱効果が大幅アップ!」
 ふとそんな声がどこからか聞こえてきた気がしましたが、よく考えると正気の沙汰ではありません。ですので、余り物のスチロールを手に取ったあたりでやめました(手に取るまではいきました)。


1月5日
 会社の月例会議が終わったあと、「それでは、これからビールで乾杯をさせていただきます」と新年会が始まりました。
 各人に配られる紙コップと缶ビール。「どうせ、去年の忘年会の残り物だよ」などと囁く先輩もいましたが、残り物とはいえ頂けるものには感謝です。
 乾杯のあと、ゴクゴクと飲んでいると先輩がなぜか「ちょっと裏を見てみなよ」と言ってきます。わけのわからぬまま缶ビールを持ち上げて底を見てみると、こんな印字が目に入りました。

『製造年月日:2004年5月上旬 賞味期限:2005年1月』

 年の初めから、思いっきり過去の在庫処分です。なんなんでしょうかこの新年会は。
 上司のグラスが空になっているのに気付き注ごうとすると「そんな古いものを俺に飲ませようというのか!?」などとからまれる始末。なんなんでしょうかこの新年会は。


1月4日
 新年明けましておめでとうございます。1月4日ですが。
 今年の目標は「毎日近況を書く」にしました。……しまった、もうダメだ!
 「グウタラ眠りこけない」とか「約束はきちんと守る(更新の約束とか)」というのも考えました。言うだけならタダでございます(綾小路きみまろが、ちょっとだけマイブーム)。
 などと考えつつ会社で業務をこなしていたら、先輩から「君の今年の目標は『綺麗な字を書こう』だ」と言われて、へこたれていました。
 「4」と「9」の見分けが付きにくい悪筆でございます。


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