3日ほど前、キーボードが見事に壊れました。
私はSOTEC製のPCを使っているのですが、前回見事にモニターが不良品でした。そのために友人達より
「だからソーテックはダメなんだ」
などと心無い言葉を浴びせかけられた、苦い経験を持ちます。
そのときは無料で新品と交換してもらえましたが、今度は無理かもしれません。なにしろ購入後1年が過ぎていて、保証期間の外です。
とりあえず、分解してみましたが、原因不明。まあ、直せるとは思っていませんが。
で、まあ組み立てなおして使ってみたら……直ってるし。
ホコリのせいかな?と思って気を取りなおして再び使い直したら、しばらくしてまた壊れました。
これはしかたがありません。SOTECテクニカルサポートセンターに電話です。ちなみにここは、前回は2時間近く待たされたという、イヤな思い出があります。
「しばらくお待ちください」のアナウンスとともに、欠片も聞き覚えの無いBGMがエンドレスで約120分。フリーダイヤルでなければ危うく本社に火を放つところでした。
――ですが、今回はすぐにつながりました。どうやらあちらさまも社屋全焼は避けたいようです。
ソーテック「はい、こちらソーテックテクニカルサポートセンターです」
爽やかな感じの声のお兄さんです。おそらく二十代半ばという頃でしょう。
えぬじぃ「すみません。キーボードが壊れたのですが」
ソーテック「どのような故障でしょうか?」
えぬじぃ「かくかくしかじか……」
ソーテック「はい、わかりました。ではシリアルナンバーをお教え下さい」
えぬじぃ「(なんで?)……えーと。○○○○○○○○○です」
ソーテック「わかりました。そのナンバーですと不良品になっておりますね。」
……おい。
まるでモデルチェンジしました、くらいの気軽さで言ってきます。
素敵すぎますソーテック。思わず「ソーテックに栄光あれー!」などと叫びたいくらいです。当然そのあとは自爆するんですけどね。
ソーテック「お客様のお電話番号は何番ですか?」
えぬじぃ「○○○−○○○−○○○○です」
ソーテック「えーと……前にもモニターの件でお電話頂いたえぬじぃ様ですね?」
故障の相談をデータベース化している!素晴らしい、これならどんな大量の不良品を出しても効率的なサポートが可能となる。これがソーテックの技術か……。
って、最初っから壊れない物造ろうよ。
――結局新品との交換になりました。今は新品が届くまで、壊れるたびに分解しながら使ってます。
……今度こそ大丈夫だろうなぁ。
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